一年ぶりだわ

2005年7月13日 お仕事
日記書くの一年ぶりだけど、
自分の状況はたいしてかわってない。
職場も住んでるところもかわってないし。

パソコンを新調したくらいかな。
イラレもフォトショップも入れて、自宅でもお仕事可能。
って、ますます会社行かなくなるじゃん。
おかげで休日出勤が減って、手当分、収入が減ったわ。

変化がそんな程度なので、一年前の自分が何してたんかなーと
日記を見直して見たけど、やっぱりあんまり変動がない。
今日は会社休んで(おぃ)足つぼマッサージに行って(これが
まじで痛いんだわ!)、映画見ようかなと思ったけど
レディースサービスデイは明日じゃん!と思ってやめ、
家に帰ってきて久々にゴールデンタイムのテレビを見た。

仕事をしている中での一年って、
短いようで長く、長いようで短い。
特に私が今作っているのは月刊誌なので、月に1冊、年に12冊と
サイクルが決まっているので。
「ああまた夏が来た・・・水着ネタとか合宿ネタとか
かぶっちゃうんだろうなあ」とか思って、前に○○先生が
夏合宿ネタ描いてからもう1年なんだーとか実感したりする。

とはいえ、この2〜3ヶ月は劇的な忙しさだった。
増刊は出るわ単行本はどんどんでるわで。
(雑誌で掲載された分が1冊でまとめられるだけたまると
単行本にするわけだけど、そのまとめられるタイミングが
自分の担当してる作家さんのうち何人かかぶってしまったのです。
必然的に発売日も同じあたりに密集するわけで。
当然、単行本を作る作業も密集するわけで。。。あう)

ま、今日はそんな忙しい日々から逃れて…じゃなくて、
なんとか少し脱したので、
お休みをとったわけです。
・・・とまあ、明らかに仕事と関係なさそうなタイトルですが。

関係は、多少は、ある。

最近、ずっと、会社の先輩(ひとつ年上の男)に相談を受けてた。
彼女と別れたいんだけど、どーしたらいいかって。

先輩がその彼女とつきあいはじめたころから、いろいろと
相談をうけたりしていたので、
「ああ、やっと決心したか」ってカンジだったのだけど。

先輩は、どうも縛られたくない人らしくって、
その彼女の「一緒にいたい」「好き好き」光線(子供みたいな我侭含む)
に耐えきれなくなってしまったらしいのだ。

私達の仕事は、どうしても作家さんのスケジュールに
合わせざるをえなくて、休日が流れたり、突然仕事がやってきたり
することが多い。
楽しみにしていたディズニーシーが突然の仕事で流れたり、
校了が長引いてずいぶん会えなかったり、
そんなことはザラにある。

もちろん恋人はとてもとても大切な人だから、
たまの休日には一緒にいたいって思う気持ちもあるけれど、
ただひたすらに、ひとりでぼーっとしたい、もしくは
気のおけない仲間と騒ぎたい、と思うときも多い。

でも、他の業種の人(というか、こういう仕事の形態を身をもって
知らないひと)からみれば、守られない約束への
欲求不満はつのるばかり、なのだろうと思う。

私も学生のころ、出版社に勤めている人とつきあっていて、
「なんで休日なのに会ってくれないの!」と思ってた。
今思えば、彼は疲れていただけなんだと思うけど。

先輩は、学生のころの私のような反応をする彼女ともめにもめて、
彼が折れたり、彼女が折れたり、
そんなことを繰り返すうちに疲れてしまったんだろう。

そんなこんなで、昨日、先輩は彼女に別れを告げるのだと
言っていた。

もう今は、明けて翌日の早朝なのだけど、
この東京のどこかで、大好きな人に別れをつげられた女の子が
いるのだなあ、きっと振った先輩も傷ついてはいるんだろうなあと
眠る前に思ったら、なんとなく日記に書きたくなった。

顔も知らない(というか、先輩からの愚痴しか聞いていない)女の子
だけど、彼女がどうか、早く新しい恋にめぐり合えますように…。
今日はどーしても午前10時に出勤しなくちゃいけなかった。

普通のサラリーマンなら
「当たり前だろ、つーか遅いって」
と言われてしまうところなのだが、残念ながら
私は普通のサラリーマンではない。

どんなサラリーマンかというと、
「社会的適合性を欠いた」サラリーマン。
こと、就業時間については。

とある普通の一日の生活。
正午前後に起床。
2時ごろ出勤。
打ち合わせに出かけたり、原稿をもらいにいったり。
打ち合わせ・原稿受けのはしごをして
帰社が午後7時とか8時とか。
作家さんの食事や飲みにつきあうと帰社が11時とか12時とか。
そこからデスクワーク。
午前2時に終わろうが、3時に終わろうが
「軽く小1時間飲みにいくか〜」。
当然小1時間で終わるわけもなく、
ふと気づくと「あのー、閉店なんですけど」。
おお、電車も動いてるぞ。
通勤ラッシュを逆流して(ほとんど鮭の産卵…)帰宅。
シャワーは起きてからでいーや。
でも化粧だけはきちんと落とそう。
酒とタバコくさいまま、ベッドへ。
窓の外ではすずめがチュンチュン。
おやすみなさーい。
18行上に戻る…。

まあ、いつもいつもこんなわけではないのですけど。
(でもほとんどこんなだな…)
朝早く起きて、早く会社に行って、ちゃちゃっと仕事して
帰宅すればよい、というのはもちろん分かってます。
でもねー、もう身体がそういう風には動かないのよね。

で、今日。
印刷会社Dに入稿した原稿を返却してもらって、
印刷会社Kに至急入稿しなくてはいけなかった。
別に返却されたものを私のデスクの上に置いていってもらって、
Kの営業さんが、それを持っていってくれれば
それで済む話なのだが。
このKという印刷会社、なんだかポカが多くて、信用できない。
前にいろいろと信じがたいポカをやっていただいて、
その時の人とは営業担当さんが変わったのだけど、
一度持ってしまった不信感はなかなか拭い去れない。
先週の金曜日にKの営業さんが、
その原稿を「なるべく早く欲しい」と言うので、
Dの営業さんをせっついて、今日の朝イチで返却してもらうことに
したのだ。
そのむねKの営業さんに伝えると、
「じゃあお昼までに取りにきます」と言っていたので、
私はDから返却の便がくる時間(10時)に合わせて出勤したのだった。
ちゃんと必要な原稿をKの営業に手渡ししないと不安だったから。
(違う原稿を持っていかれたら洒落にならん)

しかし原稿が戻ってきたのは11時半。
Kの営業が取りに来たのは1時半。
なんというか…多分どっちの営業も
「どうせ編集者は午前中なんて出勤しないだろう」という読み
だったんだと思うが…。
(ほんとにあながち間違ってないんだけどね)

誰もいない薄暗い編集部で、一人寂しくこつこつデスクワーク
して待ってた私って…。
昼食に出るに出られずカップラーメン食べてた私って…。
(まあ、夜やる分が進んだので、こうして会社で日記を書いてる
わけですが)

タイトルは「8時に起きた」で出勤は10時。
(ホントは会社に着いたのは10時20分でした…)
うちから会社まで25分。
私、起きてから出かけるまで2時間かかる人なのです。
ご飯を作って(いつもは朝昼ご飯)、
テレビを見ながらゆっくり食べて(いつもは「いいとも」)、
ゆっくり新聞読んで…。ゆっくり化粧して…。ゆっくり着替えて…。
そんなことしてるから、
どーしても2時間(がんばって1時間半、食事抜いて1時間)
かかっちゃうのです。

どーもだらだらしがちですね。
もっとてきぱきと動かなくちゃいけないとは思いつつも。
でもまあ、こんな生活も5年めです。
小雨の中、いざ東京競馬場へ。
今日はG1NHKマイルカップ。

しかし…ハートランドカフェは逃げることもできずに
馬群に沈んで行くのでした。。。
いやー負けた負けた。
メインだけじゃなく、今日はすっからかん。

帰宅して「オレンジデイズ」をみた。
私が見ている数少ない連ドラ。
(昼のドラマはいっつも見てるんだけどねー)
いやー、いいね青春の日々。
柴咲コウもかわいいね。

明日は仕事(当たり前)。
いつもは自主的フレックスで午後出勤なのだけど
明日は午前中から仕事が入ってる。
早起き、だいきらい〜〜〜。
ゴールデンウイークが明けたら、
また風邪がひどくなった。
…のだけど食欲だけは衰えず…。

今日はどーしても済ませなきゃいけない用事があって
だるいなーと思いながら有楽町へ。

その用事自体はすぐに済んでしまって、
機能、編集部の後輩から「キルビル2」のチケットを
もらったことを思い出して
映画でも観ようかと…思ったのだけど。

ふともんじゃが食べたくなった。

もんじゃが映画 もんじゃか映画 もんじゃか映画…
呪文のように頭の中で繰り返した末、
やっぱりもんじゃが食べたい!

というわけで、友人を呼び出して(いい迷惑だ)
月島へ。

着いたのが9時半くらいだったので、結構閉店しちゃってる
店も多かったのだけど、
「おかめ」という店へ。
食べたのはにら玉もんじゃとジャンもんじゃ、というもの。
にら玉は、にらの入ったもんじゃを作って、最後に卵でとじる
というもの。ボリュームも出て美味。
ジャンもんじゃは、
その店特製のみそと生イカと牛肉が入ったもんじゃ。
ちょっと味が濃いけどビールにあう!

というわけで、満腹になって帰ってきました。
食べたい!と思ったモノを食べられるって幸せだなあ。

明日は競馬!
NHKマイルです。
がんばれハートランドカフェ!!
今年のゴールデンウイーク。
29日、仕事。しかも発熱。
30日、仕事(まあ平日だから当たり前だけど)。喉が腫れ始める。
1日、仕事(というか、忘れ物を会社に取りに行ったら仕事も
やってきた)。風邪がどんどんひどくなる。
2日、休み。調子悪いくせに競馬へ。あんな馬券とれるかっ!
3日、仕事(ふらふらだけどこの日はどうしても
出勤の必要があった)。
んで。
4、5日はよっぽどのこ
とがない限り、休みを取れることが
4月の末に判明したので、ここぞとばかりに温泉旅行。
…風邪っぴきだけど。

行ったのは、伊豆の湯ヶ野温泉。地名で言うと河津という所。
文人やら詩人が愛した湯の里で、湯ヶ野は川端康成の
『伊豆の踊り子』の、舞台になったひなびた温泉なのです。

行きの列車は東京発の「リゾート踊り子号」。
普通の踊り子や「スーパービュー踊り子号」には乗ったことが
あるんだけど、これは初めて。
1車両の中の半分くらいの座席が窓のほうを向いている列車。
景観を楽しめってことなんだろうけど、雨振りだし、
風邪もつらくて
「のどぬーるスプレー」とマスクを手放せない状況で
まったく余裕なし。
乗り換えナシで河津に到着して、宿へ直行。
突風と雨と風(邪)で観光なんてできるはずもなく。

湯ヶ野へは、6〜7年前、私がまだ日本文学科の学生だったころ、
ゼミ旅行で行ったことがあった。
その時はまだ若かったってことで、
河津七滝(かわづななだる)やら
旧天城トンネルを抜ける天城越えやらと、
ひたすら歩いて散策したのだけど(しかも連日呑みまくり!)、
もうこの歳になると、「疲れることはイヤ」!
というわけで、川端康成先生も泊まったという、
『伊豆の踊り子』の舞台にもなった宿、
「福田屋」に泊まってひたすらのんびりしてきた。
学生時代は高すぎて(敷居も料金も)泊まれなかったので。
当時は「福田屋」とは川を挟んで反対側にある宿の窓から
「あっちがよかった」なんて思いながら
「福田屋」を眺めていました。

「福田屋」は河津川を渡った所にあって、
木造の宿は雰囲気たっぷり。
すっかり気分は踊り子(ってどんな気分だよ!)。
作中で「私」と踊り子が五目並べをしたお部屋もそのまま残ってる
のだけど、残念ながらそのお部屋に泊まることは叶わず。

お風呂がなかなかの感激モノで、
創業以来百二十数年変わらずある榧(かや)のマス風呂が
すごくよかった。
ガラガラと引き戸を空けると狭くて暗い脱衣所があって
一瞬「なんかヤバそうな感じ…」などと思ってしまったのだけど、
お風呂へつながる戸をあけてびっくり。
戸を開けるとまず下りの階段があって、湯船があるのは半地下。
壁には面白い柄のタイルが貼ってあって(けっこうかわいい)
高い位置から光が射し込んできて気持ちがいい。
正方形(だと思う)の湯船は2メートル弱四方で、
そんなにたくさんの人数はいっぺんに入れないと思うけど、
すごーく落ちつく感じ。
お湯が少しだけぬるめなのもいい。
じっくり、ゆっくり浸かれるお風呂だった。
もちろんこのお風呂も『伊豆の踊り子』の主人公「私」も
浸かったお湯。気分は「学生さん」ですね
(だからどんな気分なんだか)!

料理は、刺身以外はフツーの温泉宿の食事って感じだったけど、
さすが伊豆! 刺身うまいっ!
伊勢エビと金目鯛の刺身が特に美味だった。
伊勢エビの頭(と殻)は翌朝のお味噌汁に入っていて、
これも最高に美味しかった。

なんか、夕食を食べた時点で、不思議と体調がすごくよくなって
いたのです。
行きの列車のなかでは本当にキツかったのに…。
踊り子パワー???

翌日は暴風雨の中下田へ。
特に目的があったわけではないのだけど、
戻りの指定席が熱海発18時すぎのしか取れなかったので。

下田では下田海中水族館とやらに行ってみた。
晴れてたら結構楽しいところなんだろうけど…
なにしろ暴風雨。ペンギンとラッコに癒されて、もうそれで
十分ですって感じで。
昼食はお寿司。ここでも金目を食べた。やっぱりうまい。

熱海ではお土産物色。
でもああいうところって店が閉まるのが早いのですね。
18時には土産物屋が次々とシャッターを閉めはじめた。。。

東京駅に着いたのが20時半くらい。
八重洲地下街の「ラーメン激戦区」の中にある「王民王民」
(みんみん)でラーメンと餃子をくらう。
餃子まじうま(この餃子、通販で買えるらしい。
買いたい。だけど90個入リって…)。おなかいっぱい。
1日しっかり3食食べることなんてまずないからなー。
ついでに昼食も戻りの特急の中でも、夕食もビール呑みまくり。

絶対太ったな〜
でも学生時代から憧れてた「福田屋」に泊まれて、よかった。
7月は沖縄に行き(2泊2日弱!!)、
8月は本誌プラス単行本の仕事にやられて
風邪をひき、
あっという間に9月!
沖縄に行ったときを入れても7月なかば〜8月は
3日しか休んでない!! 死ぬ…。
…と思っていたけど、まあ、こうして生きてるわけで。
…とか言って、午前2時前に会社で日記書くなよと
自分でつっこんでみたり。

単行本の入稿が終わるまで、あまりに忙しくて
小説も漫画もほとんど読めなかったんだけど、
ここに来て、少し時間ができたので、
一気に読みまくっている。

ここ1週間で小説/ノンフィクションは
「クライマーズ・ハイ」横山秀夫
「メディアの興亡」杉山隆男
「コっぺリア」加納朋子
漫画は、ここ2日で
「OZ」
「花咲ける青少年」共に樹なつみ
「天は赤い河のほとり」1〜6(全28巻)篠原千絵
などなど(漫画に関しては仕事なので、他ももっと読んでますが。
仕事が男性向けの漫画なので、どーしても少女漫画が
読みたくなってしまう!)。
漫画を読んでいても「これは仕事!」と
堂々と言えてしまうのが、この仕事の素敵なところ。
漫画嫌いな人にはつらいかも〜。

日記なんだから、一応、今日のことを書いておかねば。
ええと…雷がかなりこわかったな、と。

さて、仕事に戻りましょう。

家でテレビと携帯電話を駆使しながら競馬をやって
(もちろん負けて)、
夕方自宅近くでカラーページのデザインをお願いしてる
デザイナーと会って、打ちあわせ。
その後会社へ行って入稿したら、あらら、
暇になっちゃった。

というわけで、映画を見にいく。

春に見て、もう一度見にいこうと思っていた
映画が、近所の映画館で見られることを
先週知ったので。

私はこの映画、『猟奇的な彼女』は
(賛否両論はあるでしょうが)、
今のところ、本年度ナンバーワンの映画だと思っている。

面白くて、切ない韓国のラブストーリー。
自分のボキャブラリーが貧困なせいで
言葉にしてしまうととても陳腐なんだけど、
とにかく人に薦めたい映画。

作品でこんな言葉が出てきます。
「運命は、努力した者に、偶然という橋を架けてくれる」
前回観たときも心に響いた言葉だったのだけど、
記憶力の問題で、忘れてしまっていた言葉。
今回は覚えてました。

やっぱりこうして書いてしまって思うのは
文字として残してしまうと
陳腐になってしまうなということ。
(って、本作ってる人間が何いってんでしょうかね)
心に響く言葉は、
心に響かせておくだけでいいのかもしれないな、と…。

実は、今日の日記は、この言葉を残しておきたくて
書き始めたのです。
書いておいて、陳腐だどーだと言ってはいるけれど。

まあ、そんな一部の台詞はとにかくとして、
とにかく面白い映画です。
サントラもよいです。
(…と思って買ってみたら、「韓国のつんく」とも
「コムロ」とも言われているプロデューサーの
作だと書いてあってちょっとひいた…)

増刊の校了終了!

2003年7月5日
いやー、
先週一週間は週刊誌編集部にいた頃並みに忙しかった。
というのも、毎月出している本誌以外に、
7月は増刊が一冊でるのです。
校了が終わって1週あいて、また校了という
スケジュールでもう、目が回りそうな忙しさだった。
そのわりには一週間のうち3日くらい
朝まで飲んでたような気もするけど。

久々に1日フリー。
スポーツジムにでも行って泳ごうかと思ったけど
起きたらもう夕方の4時前だったのでやめ。
テレビ番組のプロデューサーにして自作自演の
ドキュメンタリー番組を作っている友人が
数年前に作った番組を見て夜まで過ごした。
(これがまたおもしろいんだわ)

7時ごろ家を出て、新宿で買い物。
バッグやら化粧品やらを買って、
彼氏と待ち合わせしてお好み焼き屋に入る。

私は関西出身なので、お好み焼きにはうるさい。

いつも思うのが、こっちの人って、
自分でお好み焼きを作るとき、ぎゅーーーっと
押さえるみたいだけど、
あれが許せない。
あくまでふんわり、焼いてこそ旨いのだ。

なんて話をしながら、お好み焼きともんじゃを食べた。
お好み焼きは粉っぽかったけど、
もんじゃは結構美味しかった。
(関西人だけど、もんじゃは好物)

明日はちょっとだけ仕事だわ。

扁桃腺を腫らして
(そりゃあもう、腫れて膿んで喉の奥が
鍾乳洞みたいになってますよ)
39度を超える高熱により、
2日連続で会社を休んだ。
同じようなパターンで熱出したことはあっても
2日病欠したのは
社会人になって初めてかも。

苦しくてしょうがないし、
熱がどんどこ上がってゆでだこみたいなんだけど、
ほとんど寝てました。睡眠という意味で。
こんなに睡眠をとったのは久しぶりだわ。

こういうとき、月刊誌編集部にいてよかったと思う。
週刊誌をやってたら、週に2日も休むなんて
考えられない。
今回はたまたま暇な時期だったのと、
熱出す前日、なぜかがんばちゃって、
(そのせいで熱だしたのか!?)
カラーページなんかの急ぎモノの入稿を
済ませていたのが幸いして、お休みできたのでした。

最近なーんか体調悪いなあと思ってたら
これだもんねー。
無理はいかんね無理は。

2日休んで、火曜日の次がいきなり金曜日。
明日はちょっと遠出の仕事があるのでさすがに
休めません。

一人でバーへ。

2003年4月26日
今日は、校了後なので、そんなに
たいした仕事もなく、
夕方5時前に出社。
本当は忙しいはずだったのだけど、
なんだか昨日の夜、
仕事がはかどってしまったので
今日は意外と楽だった。

で、
7時から作家さんと銀座のイタリアンのお店で
食事&飲み。
お酒が入ってずいぶんプライべ―トなことまで
話し、聞いてしまった。
でも楽しかった!
気の合う作家さんがいるって本当にうれしい。
しかもその作家さんが自分の想像をはるかに
超えて、いいものを描いてきてくれたときの
うれしさったらない。

その飲み会は意外と早く終わり、
自宅近くに戻ってきたら、まだ12時すぎ。
というわけで、

今まですっごく気になってたバーへ行ってみた。

カウンターしかない、こじんまりしたバーで
マスターはどっちかっていうと、
寡黙?なタイプ。
女一人でカウンターで飲んでると、
美容院みたいなかんじで
はなしかけなきゃかわいそうみたいな
勢いでバーテンが話しかけてくるところが
あったりするけど、
そういうのがなくて、すっごくリラックスして
飲めた。
しばらく飲んでたら、
隣で飲んでたおじさん?おにいさん?が話しかけてきて、
その人も面白くて、
(仕事の業界もそこそこ近くて
通ってるスポーツジムも同じという人だった! まあ奇遇!)
なかなか有意義な夜でした。

実は一人で、初めて行くバーへ入ったのは
初めてでした。
けっこう酔っ払ってたけど緊張しちゃった。
どうも日記を書くのが1ヶ月に1回になってる感じ。
…月記かいな。

今日は仕事したり競馬したり。
競馬はぜんぜんダメ。
ここんとこ、全くダメ。

仕事はさすがに日曜なので、
そうたいした量もなく、
取材に協力してもらったところにお礼状を書いたり、
そこに掲載雑誌を送ったり、
担当作家の既刊本のCMを作ってみたり。

最近、会社の近くに引っ越したので、
自転車通勤している。
だいたい15分くらいで着くので
たいした運動にはならないのだけど。
この時期は桜並木がすっごくきれい。
けど、ただでさえ会社が多くて昼時の人通りが
多い道に、桜見物の人がいっぱいで
走りにくいことこの上ない。
(まあ、昼時に出勤する私も私だけどさ)
…ので車道を爆走してる今日この頃。
しかも桜に目を奪われたりもしちゃうので
そのうち車に轢かれたりするのかも。
気をつけましょう。

でも桜はいいね。
酒が飲みたくなる。
今日は珍しく、仕事がなくて
(というか、昼間仕事がはかどって)
七時前に上がってしまった。

で、新宿で映画でも観ようかと
歌舞伎町まで行ったのだけど、
いまいち観たいのがなくて、結局新宿をぶらぶら。
ドンキ○ーテでCDを買ったり。

そしたらちょうど、馬場で仕事をしていた
先輩からメールが来て、ゴハンを食べることに
なった。

ゴハンを食べながら、上司の悪口やら
編集部の雰囲気やらの話をして、
先輩は仕事に戻るというので、駅で別れた。

私はというと、
食事とともにちょっと飲んだビールが誘発剤と
なって、飲み足りない病発症。

でもバーとかで一人で飲むと間が持たないし、
家で飲むのもちょっとなーと思ったので、
家の近所のジョナサンでサラダをつまみに
ビールを飲んだ。

ジョナサンでビール飲んでまーす! と
先輩にメールしたら、
「ダメ人間まっしぐらだねー」という
冷めたメールが返ってきた。

いや。まあ、もうすでに
ダメ人間なんですけどね。

今家に帰ってきたら、
冷蔵庫に500mlのビールが一本!
うーん、飲むべきか飲まざるべきか。。。
350なら迷わず飲むのですが。。。



ただ今、午前3時53分。
原稿待ちで暇なので、日記書いてみたり。

異動して早1ヶ月…はまだ経ってないか。
とりあえず、今の本での校了を初めて終えたところ。
んー。
難しいなーと思うことしきり。
「エロ」には慣れてるんですけどねー。
漫画のエロとなるとまた違うっつうか。
表現(どこまで見せるか!!)の問題とか
表現(どこは見せないか!!)の問題とか
表現(エロとストーリーの兼ね合い)の問題とか。
なんとも。
まあ慣れるしかないんだけどさ。

前に作ってた(エロ)本の場合、
風俗がメインで、写真の多い活字誌だったので、
割と、男の人の欲望に直結してた。
だからこそ、何をやればウケるのかとか
コレはやっちゃいけないとか
非常に分かり易くて。
でも、漫画って、言いたかないけど、
所詮というかやっぱり漫画、画なのですよ。
で、これはこれで、だからこそ
欲望をそのまま、ではなく
妄想をかきたてるためのツールであったりするわけだ。
ちょっと違うですね、同じエロでも。
「萌え」とか分からんしね、はっきり言って。

そういえば
なんだか世の中では、
ちらほらリクルートスーツをみかけるように
なりました。
うちのフロアにバイトで来てる女の子も
最近は就職活動してるらしく、スーツでやってきたりする。
出版にいきたいーと言ってるけど、
どーなんでしょう??
そもそも「出版にいきたい」ってなんだ??
「○○をしたい(作りたい)から、出版社に入りたい」
なら分かるんだけどね。
まあ、知り合いを責めてもしょうがないし、
自分だって学生時代はそういう言い方してたかもなあ。

私は学生のころ、なんでそう思ってしまったんだか
どーしても出版社で本を作るんだと
思っておりました。
結局、エロ本作ったり、
青年漫画作ったり成年漫画作ったりしてますが
もともと少女漫画誌志望。
なかなか思い通りにはいかないもんですな。

などと思ったのは、そのバイトの子に
「何をやりたいの?」と聞いたら
「ファッション誌とか…」と答えたからで。
ファッション誌しか作ってない出版社なんて
あんまりないし、
ファッション誌以外の部署に配属になったら
どーすんですかって思ったわけです。

やっぱ柔軟が一番よ。
ファッション誌作りたくて
なのにエロ本作れって言われたらどーしますよ?

まとまりがないけど、
いいかげん眠いので、今日はここまで〜。

明日は朝6時に起きて最後の荷物を整理して
8時には業者がきて、引っ越し。
…と書いてる今は当日の午前4時。
仕事が終わらなかったんだもん…。

仕事の引き継ぎや席の移動が忙しくて
まったく自宅の引っ越し作業が進まない!
 
今現在は、まだ部署を移ったばかりで
前の編集部の仕事を持ち越しているので
いつもの倍は忙しい。
仕事量的にはそんなに多いわけではないけど
新しく担当する作家さんに
初めてあってする打ちあわせは
かなり精神力を消耗するのです。。。

明日は休むつもりだったのに
今日いっぱいで上がるはずのネームが
上がらず、結局明日も出勤。
本当に引っ越せるのかかなり不安。
いやー、本当に随分と久々の日記。

というわけで、2003年だ。
今年はいろいろとイキナリ大変動。
あと1週間で引っ越すし、
人事異動で担当雑誌が変わるしで。

エロから完全に脱却したお仕事をしていた
2001年秋から2002年。

ところが。
晴天の霹靂の人事異動ですよ。
ソフトエロ(なんてジャンルがあるのかしらんけど)
漫画雑誌の編集部に。

前の会社を辞めたとき、
「もうエロ本は作りたくない」という気持ちよりも
「エロ本しか作れない編集者にはなりたくない」
という気持ちが強かった。
だから、決してエロが嫌だったわけではなかったのだ。
ただ前の会社では、私は編集記者というスタンスで
いたので、
書く文章も編集するページもすべてエロがらみだと
一般誌(を作るにあたって)の感覚を
磨くこともできないし、多少はあるかもしれない
その感覚が失われてしまうことが
怖かったのだ。
もちろん、当時は
ぜんぜん知らなかった世界を垣間見ることができて
すごく面白く仕事してたし、
「20代前半でこんなベタベタのエロ本を
作れる女なんて、そういないよ!」
みたいな感じで、誇らしく?もあった。

20代も半ばを越した今。
そして一般コミック誌での仕事が
面白くてしょうがなくなっている今。
前回の日記を書いた時に感じてたスランプを
ようやく脱したなーと実感できてきた今。
エロ本以外のものを作ろうとして転職した会社で
やっぱりエロ本(と言いきってしまうのは
いかがなものかとも思うけど)を作ることになった。
…これはねえ、かなりの葛藤があった。

出版社に、サラリーマンとして
勤めている以上、
自社の出版物で「作りたくない」なんてものが
あるなんておかしいと思うわけだ。
エロ本だってウチの商品だもん。

思うけど。
なんかねー。
自分が「色モノ」になることに
怖気づいてるのかなー。
いや…違うなあ。
多分、葛藤の一番の理由は、
エロとか色モノとかうんぬんより、
これまで作っていた本に愛着があるっていう、
今の編集部を離れたくないっていう、
ごくごく私情というか、
およそ会社人らしくない理由なんだとは思う。
予想だにしなかった辞令が、
たまたまエロ本部署への異動だったから
もう頭の中、ごちゃごちゃになってしまったのだ。

ただ、ずらずら書いてはきたけど、
もう今はきっちり気持ちを切り替えて、
今度の編集部に移ったら、
ガンガン作家さんをあたって、
ガンガン面白い作品をつくって、
ガンガン雑誌を売ってやる! と
思ってる。

がんばりまっす。
来週からは新しい編集部での仕事が始まる。

………その前に無事引っ越さねば…………

スランプ?

2002年11月15日
久々の、
ホントに久々の日記。
ただ今朝の8時前。
近所に住んでる後輩と飲んできて帰宅したらこの時間。

最近、私は自分が「スランプ」に陥ってると感じてた。
何をやってもうまくいかない。
何をやっても達成感がない。

だんだん他人の功績?がねたましくなってくるし、
自分を卑下することしかできなくて。

そんな話を酔った勢いで(今も酔っ払ってる)
後輩に話したら、
やつが、
「なんかスポーツ選手が言ってましたけど
スランプって、努力した人しか陥れないって」
だって。
ちょっと泣きそうになった。
努力はしてると思う。
でもうまくいかなくて。
後輩に愚痴るなんてダメなやつだなーと思いながら、
でもやつの言葉にちょっと励まされた。

価値ある飲み会だったかも。
(夜中の1時半に仕事が終わって二人で8時前まで
飲むってのはどーかと思うけど)

お盆休み。

2002年8月16日
校了日、朝5時まで仕事をして、
その日の昼間、
休み前の最後の打ちあわせ、夜に入稿をして、
ナチュラルハイのままなぜか妹とカラオケにいき、
その翌朝。
スーツケースに荷物をぐっちゃぐちゃにつめこみ、
成田空港へ…。

8月11日から14日までグアムに行ってきた。
時期が時期なので、当然のごとく日本人だらけで、
そのうえ、ファミリーだらけ。
あかちゃんを連れてグアムに来ても大変なだけな
ような気がするのは私だけでしょうか??

あっちこっちで子供が騒ぎ、あかちゃんは泣く。
別に私は子供ギライではないので、
気にはならないんだけど、
でもねえ、、、「私の異国情緒を返してっ!」

とりあえず、日本ではできないことをしなくちゃ、と
海ではジェットスキー(日本では船舶免許?がいるそうな)、
街ではガンシューティング(当然、実弾射撃)に
トライしてきた。

ジェットスキーではたいした説明もなく、
いきなり一人で大海原へ。
実はうまくスタートできなかったせいで、
インストラクターに思いっきり置いていかれて
めちゃくちゃ不安だったのだけど、
楽天的な南国のおにいちゃんが放任的だったおかげで
マイペースで楽しめたのだった。
スピードに怖くなってアクセル緩めると
(ブレーキはない)、波に煽られてひっくり返りそうに
なるし、ハンドルもとられちゃうしで、
車の運転で長いトンネルに入っちゃったみたいに
(トンネル内での運転、苦手なのです)
びくびくしてたのだった。でも慣れてくると
アクセル全開!で疾走。気持ちよかった!
風をきって疾走する感覚はものすごく快感だった。

ガンシューティングでは
いろんな意味での「重さ」を感じた。
もちろん、重量的に、重い。
そして、「銃」というものの存在の重さ。
今自分が手にしている道具で、人を殺すことが
可能である、ということの重さ。
こんなものを手にして、
身を守らなくてはならない人がいるということ、
こんなものを手にして、
他人を攻撃する人がいるということ…、
いろいろな「重さ」を感じながら、
38口径を42発、撃った。

腕前のほうは、自分で言うのもなんですが、
なかなか「スジ」がよろしいようで、
スコアをつけてくれたお兄さんに驚かれてしまった。
(一緒に行った彼氏のスコアのダブルスコアだった!)
もともと射的とかは得意なんだけど。
でもあの反動には、分かってはいたけど、驚いた。
うまく反動を逃がせないとだめにみたい。
絶対、反動に負けるだろうからと、
かなり下めを狙ったのがよかったのかな??

……で。
昨日から仕事に復帰。
とは言っても、まだ夏休みを取っている人が多くて
(実際自分もそんなに急ぎの仕事はない)
ほとんど電話番状態。 
なので、普段は時間を割けないことをしようと、
1ページものの読み物ページのレイアウトをマックで
作った。
前の会社ではコスト削減のため、外注しなくてすむ
ものはなんでもとことん自分で勉強してやってたの
だけど、
今の会社では、レイアウトはレイアウターに頼むもの、
ロゴデザインやカラーの指定はデザイナーに頼むもの、
というのがとても当たり前になってしまっている。

以前は「なんでこんなことまで編集である私が
しなくちゃならないんだろう」と思っていた。
でも今となると、編集でもデザインはできなきゃ
だめだし、文章だって書けなきゃいけない、
それが当たり前だって思う。
それをできない、もしくはやらなくていいと
思いこんでる編集者もいるけど。。。

でも、実際には担当の漫画やコラムの中味のほうに
労力を割いて、それでいっぱいいっぱいなわけで、
自分でうまく時間を見つけて勉強しないと
結局、なにも新しいことができないわけで。
というわけで、
今日はコラムのロゴとレイアウトデザインを
イラストレーターで作ってみた。
そのまま誌面に使っていいとGOサインも出て、
お盆中に出勤してよかったと
(ちょっとだけ)感じた
(休めるもんなら休めばよかった、とも思うけど)。
日頃から、編集長をはじめとした上司から、
「編集者は映画をみなくてはいけない」
と言われているのだけど、
毎日毎日忙しいし、そうそうそんな時間はない。

…のだけど。
今日はたまたま、作家さんと打ち合わせをしたあと、
ぽっかり時間が空いたので、『アイ・アム・サム』を
観に行って来た。

内容は、よかった。泣けた。
でも。
私鉄沿線の新興住宅地にある映画館に入ったのが
悪かったのか、
昼イチという時間が悪かったのか、
観客は、おばちゃんばっかり。
予告が始まってもぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、
それこそ「ウチのダンナがさ〜」とか
「テニスでご一緒してる●●さんがね〜」とか
そんなくだらない(でも彼女らにとっては
きっと重要な話)を続けていて。
うるさいし。
それに。
世のご主人たちは20000円とか30000円とかの
お小遣いで、飲みに行ったり、ゴハン食べたり、
たばこ買ったりしてるっつーのに、
おばちゃんたちは1800円も出して優雅に映画って
なんだよーと、私は思っていたわけです。
でもでも。
よーく考えてみると、今日は水曜日で、
いわゆる、レディースサービスデーってやつなのでした。
水曜日は女性に限り1000円均一で映画が観られる。
上映後のトイレで
「やっぱりみんな水曜日を狙ってくるのね〜」
とおばちゃん二人連れが言っていたけど、
そういうことだったんですね。
おばちゃんたちのたくましさをひしひしと感じた
出来事でした。

普段は昼ごろに映画を観ることもあまりないし、
郊外でぶらぶらすることもないので、
ちょっと新鮮だったなあ。

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