1を教えて10知ってもらうには?
2001年3月1日先輩がひとり辞めて、フロアが広くなった。
でも彼が辞める前から、新人がひとり来ている。
プラマイゼロ。
なんかヘンな感じだ。
この業界は本当に出入りが激しい。
私が入社して約1年、もう四人の人が辞めていった。
同業他社に転職した人、脱サラしてカメラマンになった人 などなど。
で、出て行く人もいれば、入ってくる人もいるわけで。
今日はその、新人さんの話。
彼は中途入社だけど、未経験。
紙媒体は始めてという人だ。
年は私よりも一つ上。
というわけで、どう接したもんだかよく分からない。
もちろん、私だってこの1年、がむしゃらにやってきた。だから、
彼よりは編集という仕事について多くを知っているし、
教えるべきことは教えなくてはならない、とは思う。
でもね、はたと考えた。
私、入ってから、わざわざ腰を据えて「さあ教えますよ」ってな感じで
教わったことなんて一度もなかった。
新人の彼の前にいた人が私の直属の「上司」だったのだけど、
彼は人一倍忙しい人で、私はそんな彼を横目で見ながら
仕事の「方法」を盗んだのだった。
習うより慣れろ
技は盗め
それがこの業界の、仕事の方法の伝達なのだと思う。
ところが彼はいろんなことを聞いてくる。
常識の範囲内で理解できるであろうことも。
一度言ったことを何度も聞いてくる。
場の空気を読んでくれない(この仕事は急がなきゃならない、とか)。
私だって自分の仕事を抱えていて、しかもまだ私自身1年目のぺーぺーで…
ここ数日、仕事のペースが乱されて、つらい。
身勝手なことを言ってるってのは分かってる。
だけど、もうちょっと自分の考えで、空気を読んで
動いてくれたって…と思ってしまう。
そんなことを、営業の仲のいいおじさんに話してみた。
「1を教えたら10知って欲しいってことなんだと
思うけど、10知れないってのは、
1をしっかり教えてないからなんじゃない?」
と言われてしまった。
納得。というか、そう言われてしまうとなんとも言い返しようがなかった。
でもさー、小さい会社の編集部で、
三人で月刊誌作ってて、私だって余裕ないわけよー。
どーしたもんだろ。
でも彼が辞める前から、新人がひとり来ている。
プラマイゼロ。
なんかヘンな感じだ。
この業界は本当に出入りが激しい。
私が入社して約1年、もう四人の人が辞めていった。
同業他社に転職した人、脱サラしてカメラマンになった人 などなど。
で、出て行く人もいれば、入ってくる人もいるわけで。
今日はその、新人さんの話。
彼は中途入社だけど、未経験。
紙媒体は始めてという人だ。
年は私よりも一つ上。
というわけで、どう接したもんだかよく分からない。
もちろん、私だってこの1年、がむしゃらにやってきた。だから、
彼よりは編集という仕事について多くを知っているし、
教えるべきことは教えなくてはならない、とは思う。
でもね、はたと考えた。
私、入ってから、わざわざ腰を据えて「さあ教えますよ」ってな感じで
教わったことなんて一度もなかった。
新人の彼の前にいた人が私の直属の「上司」だったのだけど、
彼は人一倍忙しい人で、私はそんな彼を横目で見ながら
仕事の「方法」を盗んだのだった。
習うより慣れろ
技は盗め
それがこの業界の、仕事の方法の伝達なのだと思う。
ところが彼はいろんなことを聞いてくる。
常識の範囲内で理解できるであろうことも。
一度言ったことを何度も聞いてくる。
場の空気を読んでくれない(この仕事は急がなきゃならない、とか)。
私だって自分の仕事を抱えていて、しかもまだ私自身1年目のぺーぺーで…
ここ数日、仕事のペースが乱されて、つらい。
身勝手なことを言ってるってのは分かってる。
だけど、もうちょっと自分の考えで、空気を読んで
動いてくれたって…と思ってしまう。
そんなことを、営業の仲のいいおじさんに話してみた。
「1を教えたら10知って欲しいってことなんだと
思うけど、10知れないってのは、
1をしっかり教えてないからなんじゃない?」
と言われてしまった。
納得。というか、そう言われてしまうとなんとも言い返しようがなかった。
でもさー、小さい会社の編集部で、
三人で月刊誌作ってて、私だって余裕ないわけよー。
どーしたもんだろ。
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