日頃から、編集長をはじめとした上司から、
「編集者は映画をみなくてはいけない」
と言われているのだけど、
毎日毎日忙しいし、そうそうそんな時間はない。

…のだけど。
今日はたまたま、作家さんと打ち合わせをしたあと、
ぽっかり時間が空いたので、『アイ・アム・サム』を
観に行って来た。

内容は、よかった。泣けた。
でも。
私鉄沿線の新興住宅地にある映画館に入ったのが
悪かったのか、
昼イチという時間が悪かったのか、
観客は、おばちゃんばっかり。
予告が始まってもぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、
それこそ「ウチのダンナがさ〜」とか
「テニスでご一緒してる●●さんがね〜」とか
そんなくだらない(でも彼女らにとっては
きっと重要な話)を続けていて。
うるさいし。
それに。
世のご主人たちは20000円とか30000円とかの
お小遣いで、飲みに行ったり、ゴハン食べたり、
たばこ買ったりしてるっつーのに、
おばちゃんたちは1800円も出して優雅に映画って
なんだよーと、私は思っていたわけです。
でもでも。
よーく考えてみると、今日は水曜日で、
いわゆる、レディースサービスデーってやつなのでした。
水曜日は女性に限り1000円均一で映画が観られる。
上映後のトイレで
「やっぱりみんな水曜日を狙ってくるのね〜」
とおばちゃん二人連れが言っていたけど、
そういうことだったんですね。
おばちゃんたちのたくましさをひしひしと感じた
出来事でした。

普段は昼ごろに映画を観ることもあまりないし、
郊外でぶらぶらすることもないので、
ちょっと新鮮だったなあ。

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