やっぱりエロ本編集者…?
2003年1月24日いやー、本当に随分と久々の日記。
というわけで、2003年だ。
今年はいろいろとイキナリ大変動。
あと1週間で引っ越すし、
人事異動で担当雑誌が変わるしで。
エロから完全に脱却したお仕事をしていた
2001年秋から2002年。
ところが。
晴天の霹靂の人事異動ですよ。
ソフトエロ(なんてジャンルがあるのかしらんけど)
漫画雑誌の編集部に。
前の会社を辞めたとき、
「もうエロ本は作りたくない」という気持ちよりも
「エロ本しか作れない編集者にはなりたくない」
という気持ちが強かった。
だから、決してエロが嫌だったわけではなかったのだ。
ただ前の会社では、私は編集記者というスタンスで
いたので、
書く文章も編集するページもすべてエロがらみだと
一般誌(を作るにあたって)の感覚を
磨くこともできないし、多少はあるかもしれない
その感覚が失われてしまうことが
怖かったのだ。
もちろん、当時は
ぜんぜん知らなかった世界を垣間見ることができて
すごく面白く仕事してたし、
「20代前半でこんなベタベタのエロ本を
作れる女なんて、そういないよ!」
みたいな感じで、誇らしく?もあった。
20代も半ばを越した今。
そして一般コミック誌での仕事が
面白くてしょうがなくなっている今。
前回の日記を書いた時に感じてたスランプを
ようやく脱したなーと実感できてきた今。
エロ本以外のものを作ろうとして転職した会社で
やっぱりエロ本(と言いきってしまうのは
いかがなものかとも思うけど)を作ることになった。
…これはねえ、かなりの葛藤があった。
出版社に、サラリーマンとして
勤めている以上、
自社の出版物で「作りたくない」なんてものが
あるなんておかしいと思うわけだ。
エロ本だってウチの商品だもん。
思うけど。
なんかねー。
自分が「色モノ」になることに
怖気づいてるのかなー。
いや…違うなあ。
多分、葛藤の一番の理由は、
エロとか色モノとかうんぬんより、
これまで作っていた本に愛着があるっていう、
今の編集部を離れたくないっていう、
ごくごく私情というか、
およそ会社人らしくない理由なんだとは思う。
予想だにしなかった辞令が、
たまたまエロ本部署への異動だったから
もう頭の中、ごちゃごちゃになってしまったのだ。
ただ、ずらずら書いてはきたけど、
もう今はきっちり気持ちを切り替えて、
今度の編集部に移ったら、
ガンガン作家さんをあたって、
ガンガン面白い作品をつくって、
ガンガン雑誌を売ってやる! と
思ってる。
がんばりまっす。
来週からは新しい編集部での仕事が始まる。
………その前に無事引っ越さねば…………
というわけで、2003年だ。
今年はいろいろとイキナリ大変動。
あと1週間で引っ越すし、
人事異動で担当雑誌が変わるしで。
エロから完全に脱却したお仕事をしていた
2001年秋から2002年。
ところが。
晴天の霹靂の人事異動ですよ。
ソフトエロ(なんてジャンルがあるのかしらんけど)
漫画雑誌の編集部に。
前の会社を辞めたとき、
「もうエロ本は作りたくない」という気持ちよりも
「エロ本しか作れない編集者にはなりたくない」
という気持ちが強かった。
だから、決してエロが嫌だったわけではなかったのだ。
ただ前の会社では、私は編集記者というスタンスで
いたので、
書く文章も編集するページもすべてエロがらみだと
一般誌(を作るにあたって)の感覚を
磨くこともできないし、多少はあるかもしれない
その感覚が失われてしまうことが
怖かったのだ。
もちろん、当時は
ぜんぜん知らなかった世界を垣間見ることができて
すごく面白く仕事してたし、
「20代前半でこんなベタベタのエロ本を
作れる女なんて、そういないよ!」
みたいな感じで、誇らしく?もあった。
20代も半ばを越した今。
そして一般コミック誌での仕事が
面白くてしょうがなくなっている今。
前回の日記を書いた時に感じてたスランプを
ようやく脱したなーと実感できてきた今。
エロ本以外のものを作ろうとして転職した会社で
やっぱりエロ本(と言いきってしまうのは
いかがなものかとも思うけど)を作ることになった。
…これはねえ、かなりの葛藤があった。
出版社に、サラリーマンとして
勤めている以上、
自社の出版物で「作りたくない」なんてものが
あるなんておかしいと思うわけだ。
エロ本だってウチの商品だもん。
思うけど。
なんかねー。
自分が「色モノ」になることに
怖気づいてるのかなー。
いや…違うなあ。
多分、葛藤の一番の理由は、
エロとか色モノとかうんぬんより、
これまで作っていた本に愛着があるっていう、
今の編集部を離れたくないっていう、
ごくごく私情というか、
およそ会社人らしくない理由なんだとは思う。
予想だにしなかった辞令が、
たまたまエロ本部署への異動だったから
もう頭の中、ごちゃごちゃになってしまったのだ。
ただ、ずらずら書いてはきたけど、
もう今はきっちり気持ちを切り替えて、
今度の編集部に移ったら、
ガンガン作家さんをあたって、
ガンガン面白い作品をつくって、
ガンガン雑誌を売ってやる! と
思ってる。
がんばりまっす。
来週からは新しい編集部での仕事が始まる。
………その前に無事引っ越さねば…………
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