今日はどーしても午前10時に出勤しなくちゃいけなかった。

普通のサラリーマンなら
「当たり前だろ、つーか遅いって」
と言われてしまうところなのだが、残念ながら
私は普通のサラリーマンではない。

どんなサラリーマンかというと、
「社会的適合性を欠いた」サラリーマン。
こと、就業時間については。

とある普通の一日の生活。
正午前後に起床。
2時ごろ出勤。
打ち合わせに出かけたり、原稿をもらいにいったり。
打ち合わせ・原稿受けのはしごをして
帰社が午後7時とか8時とか。
作家さんの食事や飲みにつきあうと帰社が11時とか12時とか。
そこからデスクワーク。
午前2時に終わろうが、3時に終わろうが
「軽く小1時間飲みにいくか〜」。
当然小1時間で終わるわけもなく、
ふと気づくと「あのー、閉店なんですけど」。
おお、電車も動いてるぞ。
通勤ラッシュを逆流して(ほとんど鮭の産卵…)帰宅。
シャワーは起きてからでいーや。
でも化粧だけはきちんと落とそう。
酒とタバコくさいまま、ベッドへ。
窓の外ではすずめがチュンチュン。
おやすみなさーい。
18行上に戻る…。

まあ、いつもいつもこんなわけではないのですけど。
(でもほとんどこんなだな…)
朝早く起きて、早く会社に行って、ちゃちゃっと仕事して
帰宅すればよい、というのはもちろん分かってます。
でもねー、もう身体がそういう風には動かないのよね。

で、今日。
印刷会社Dに入稿した原稿を返却してもらって、
印刷会社Kに至急入稿しなくてはいけなかった。
別に返却されたものを私のデスクの上に置いていってもらって、
Kの営業さんが、それを持っていってくれれば
それで済む話なのだが。
このKという印刷会社、なんだかポカが多くて、信用できない。
前にいろいろと信じがたいポカをやっていただいて、
その時の人とは営業担当さんが変わったのだけど、
一度持ってしまった不信感はなかなか拭い去れない。
先週の金曜日にKの営業さんが、
その原稿を「なるべく早く欲しい」と言うので、
Dの営業さんをせっついて、今日の朝イチで返却してもらうことに
したのだ。
そのむねKの営業さんに伝えると、
「じゃあお昼までに取りにきます」と言っていたので、
私はDから返却の便がくる時間(10時)に合わせて出勤したのだった。
ちゃんと必要な原稿をKの営業に手渡ししないと不安だったから。
(違う原稿を持っていかれたら洒落にならん)

しかし原稿が戻ってきたのは11時半。
Kの営業が取りに来たのは1時半。
なんというか…多分どっちの営業も
「どうせ編集者は午前中なんて出勤しないだろう」という読み
だったんだと思うが…。
(ほんとにあながち間違ってないんだけどね)

誰もいない薄暗い編集部で、一人寂しくこつこつデスクワーク
して待ってた私って…。
昼食に出るに出られずカップラーメン食べてた私って…。
(まあ、夜やる分が進んだので、こうして会社で日記を書いてる
わけですが)

タイトルは「8時に起きた」で出勤は10時。
(ホントは会社に着いたのは10時20分でした…)
うちから会社まで25分。
私、起きてから出かけるまで2時間かかる人なのです。
ご飯を作って(いつもは朝昼ご飯)、
テレビを見ながらゆっくり食べて(いつもは「いいとも」)、
ゆっくり新聞読んで…。ゆっくり化粧して…。ゆっくり着替えて…。
そんなことしてるから、
どーしても2時間(がんばって1時間半、食事抜いて1時間)
かかっちゃうのです。

どーもだらだらしがちですね。
もっとてきぱきと動かなくちゃいけないとは思いつつも。
でもまあ、こんな生活も5年めです。

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